競技かるた部活動報告〜その48〜
2018.03.27
3/24(土)、全国学生選手権が江戸川区スポーツセンターで行われ、ABC級の有段者の選手が出場しました。
本大会は毎年3月最後に行われる全国最大規模の学生大会で、この大会において、高1中山雄貴がC級三位入賞を果たし、B級二段へ昇段いたしました。中山は1月末の新春全国大会でC級初段に昇段したばかりであり、2ヶ月ほどでの二階級スピード昇段です。
また、この大会は海城かるた部OBで現在慶應大学かるた会に所属している高松諒が連盟の会長を務めており、開会式で挨拶をする立派な姿を嬉しく思いました。
翌日、3/25(日)は、全国職域かるた大会で、こちらも上記の学生選手権同様、毎年この時期に恒例の団体戦大会です。海城かるた部では、例年受験を終えた卒業生が復帰して参加します。全国出場も果たした黄金世代の久々の団体戦を、試合に出ない後輩達も応援に駆けつけ、熱心に見守りました。
試合はリーグ戦で行われ、一回戦京都大学Cに3―2で勝ち、二回戦浜松北高校に4―1で勝ち、三回戦大阪市立大学に2―3で負け、三位決定戦を法政大学Bと争った結果勝ち越して、C級リーグ三位となりました。半年のブランクがあるにもかかわらず、堂々とした取りを見せた卒業生達のすごさを再確認するとともに、チームメイトとして戦った高2伊藤知隆、吉田匠、高1林峻平にとっても、夏以降の成長を先輩に示すことができた実りある大会となりました。
観戦した後輩達も、全国レベルの技術だけでなく、試合運びや、団体戦でのメンタルの保ち方など、様々に得るものがあったことと思います。この経験が6月に始まる高校選手権予選に生かされるよう期待したいと思います。